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映画を見ていても、ドラマを見ていても、スラングは沢山登場します。スラングは、彼らにとっては大切な表現のひとつとなっています。 スラングをバンバンつかって、テンポ良く話す彼らを見て、ネイディブスピーカーのようになりたい、スラングも使えるようになりたい、と思う人は沢山いると思います。
しかし、ちょっと待ってください。 外国人(英語を母国語としない人)がスラングや汚い表現、極端に崩した英語を使うのは、現地の人に良い印象を与えません。 映画などで頻出するF○ck,Shit,と言った類の言葉は、それに相当する日本語訳が出来ないほど、下品な表現なのです。日本語は、特別に「スラング」の少ない言語ですので、 「どれだけ下品なのか」は日本人にとって大変想像しづらいものです。 例えその言葉の”意味”を知っていても、その言葉が使われる場面や、文化的な背景などを理解せずに使うには危険すぎる言葉が沢山あります。
最近、日本の街中でも、F○ckなどの表現や、それに関わるジェスチャーが簡単に使われるようになり、ハラハラします。「面白い」「かっこいい」と思っているのかも知れませんが、英語のネイティブ圏の人たちから見たら、「何て下品でマナーの無い国なのだろう」と思われるでしょう。 どれ程品位を落としてしまっているか、知らずにいるのです。
F○ck程下品な言葉ではなくても、スラングは崩れた英語です。外国人は使わないほうが良いです。 崩れた言葉を使ったばかりに、人柄まで疑われてしまうのがオチです。
少し前に、映画キル・ビルの中で、ルーシー・リューが、アクセントのある日本語で「ヤッチマエー!」と言った、その滑稽さが話題になりました。 「プ」と笑ってしまった人も少なくは無いのではないでしょうか? 映画を見た人なら分かると思いますが、実際におかしいのは”アクセント”ではなく、何を言っているのかも良く知らなそうなルーシー・リューが、真顔で挑戦的な日本語を話しているのが滑稽なんですね。それと同じことが、英語を学ぶ外国人にも言えると思います。
私のメールマガジンでも、俗語・スラングが出てくることがあります。 「矛盾してるじゃないか」と思わないで下さいね。スラングは、私たちが使うべきではない言葉ですが、知っておくべき言葉なのです。 日常会話では、ちょっとしたスラングは非常によく使われます。相手の言っていることをよく理解するためにはスラングも知っておかなければいけません。
例えば、人を馬鹿にするような表現のスラングがあったとしましょう。それがあなたに対して使われたとき、あなたは「何を言われたのか」知る必要があります。 分からずにニッコリとしていたのでは、尊厳を保つことが難しくなります。欧米では、意見をはっきり言うこと、つまり、不快に思うことを言われたら、「それはどういうことですか?」とはっきりと言うがコミュニケーションの大原則。 少しでも自分の行かれた状況を理解できるよう、スラングも知っておくことが大事な訳です。
相手が外国人だから・・・と萎縮してしまう必要はありません。相手を知り、対等な立場で向き合える人間関係を築くためにも、スラングも含めて広い範囲で英語を学んでゆきたいものです。
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